読書(旧ブログ)

傑作はまだ

127 「傑作はまだ」瀬尾まいこ エムオン・エンタテインメント 「そして、バトンは渡された」の瀬尾まいこである。あの本について私は「おとぎ話である」と書いた。…

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プリニウス9

124 「プリニウス9」ヤマザキマリ とり・みき 新潮社 半年ぶりの続刊。もう一度、最初から読み直さなくちゃ、と思う。前巻では、ネロがただただダメ人間だったが…

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やがて満ちてくる光の

122 「やがて満ちてくる光の」梨木香歩 新潮社 梨木香歩が職業としてものを書き始めた頃からの仕事を集めて一冊の本にしたもの。テーマも時代もバラバラだが、全体…

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ひみつのしつもん

123 「ひみつのしつもん」岸本佐知子 筑摩書房 岸本佐知子は翻訳家で、彼女が訳した、というだけで、その面白さはちょっと保証される。例えば「楽しい夜」とかね。…

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おまえの罪を自白しろ

121 「おまえの罪を自白しろ」真保裕一 文藝春秋 真保裕一は久しぶりだなあ、と思っていたら、なんと「猫背の虎 動乱始末」以来だった。7年ぶり。ミステリは、基…

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一号線を北上せよ

119 「一号線を北上せよ ヴェトナム街道編」沢木耕太郎 講談社文庫   夫がベトナム旅行用に買った本。ベトナムの国道一号線は、南のホー・チ…

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北村薫の創作表現講義

120 「北村薫の創作表現講義 あなたを読む、私を書く」新潮社   夫が面白いよ、と勧めてくれた本。面白かった。   北村…

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熊の敷石

117 「熊の敷石」堀江敏幸 講談社 「あとは切手を、一枚貼るだけ」の堀江敏幸である。あの作品から、友人にこれを勧められたので読んでみた。芥川賞受賞作だって。…

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呪いの言葉の解きかた

116 「呪いの言葉の解き方」上西充子 晶文社 「呪いの言葉」の呪縛の外に出よう、というのが本書の趣旨である。 例えば、「嫌ならやめればいい」という言葉。それ…