わたしの神様

153 「わたしの神様」小島慶子 幻冬舎   なんで読むことにしたんだっけかなあ。だいぶん前に予約して待たされたので、忘れてしまった。あっと…

かなわない

65 「かなわない」植本一子 タバブックス 図書館に予約してあったんだけど、いつ、どんなつもりで予約したのか、そもそもこの作者がどんな人で、これがどんな本なの…

モテたい理由

107 「モテたい理由」赤坂真理 講談社現代新書 「東京プリズン」で、はーこさんから教えていただいた本。はーこさん、ありがとうございました。 題名は軽薄だけど…

老いぼれ記者魂

49 「老いぼれ記者魂 青山学院春木教授事件 四十五年目の結末」 早瀬圭一 幻戯書房   1973年の青山学院春木猛教授事件。と聞いて、ああ…

問題だらけの女性たち

160 「問題だらけの女性たち」ジャッキー・フレミング 河出書房新社 ミカンさんが教えてくださった本。ミカンさん、ありがとうございました。 19世紀のヴィクト…

DRY

132 「DRY」原田ひ香  光文社 「幸福な食卓」のあとにこれを読むと、あまりに真逆なので戸惑ってしまう。あれが、互いに大事に思い、気遣い合う家族の姿だった…

女たちのテロル

137 「女たちのテロル」ブレイディみかこ 岩波書店 「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」のブレイディみかこである。岩波書店の「波」に連載したものに…

掃除婦のための手引書

140 「掃除婦のための手引書」ルシア・ベルリン 講談社   「年末大掃除に向けて、参考にしようと思って借りたの?」と夫に尋ねられた。いやい…

呪いの言葉の解きかた

116 「呪いの言葉の解き方」上西充子 晶文社 「呪いの言葉」の呪縛の外に出よう、というのが本書の趣旨である。 例えば、「嫌ならやめればいい」という言葉。それ…

母・娘・祖母が共存するために

83 「母・娘・祖母が共存するために」信田さよ子 朝日新聞出版 筆者は2008年に「母が重くてたまらない」というベストセラーを出している。が、私は読んでいない…