あの頃、忌野清志郎と

163 「あの頃、忌野清志郎と ボスと私の40年」 片岡たまき 宝島社   清志郎が好きだった。学生時代、ラジオから流れてくる「トランジスタ…

堤清二 罪と業

125 「堤清二 罪と業」児玉博 文藝春秋   西武王国を築いた堤康二郎の息子にして詩人 辻井喬でもあった堤清二。場末の潰れかけた店であった…

伊丹十三の本

97 「伊丹十三の本」 「考える人」編集部 編 新潮社   古書店で購入した本。ずっと積んであったが、このところ、図書館で借りるのを控えてい…

村に火をつけ、白痴になれ

48 「村に火をつけ、白痴になれ 伊藤野枝伝」栗原康 岩波書店   伊藤野枝は、ダダイスト辻潤と結婚して子どもを二人産み、「青鞜」を平塚らい…

十八代目中村勘三郎全軌跡

54 「十八代目中村勘三郎全軌跡」中川右介 朝日新聞出版 朝日新聞の記事を基本資料とした、十八代目中村勘三郎の伝記であり、公演記録であり、報道資料集である。勘…

若冲

28 「若冲」澤田瞳子 文藝春秋 ご存知とは思うが、若冲とは江戸時代の画家である。色鮮やかで細部まで描きこんだ絵を得意としている。今、都立美術館で若冲展をやっ…

エリザベス・テイラー

66 「エリザベス・テイラー」アレグザンダーウォーカー 朝日新聞社 「不時着する流星たち」の中にエリザベス・テイラーが登場した。正確に言うと、モチーフとして登…