北海道旅行記 2022 6月 その5

北海道旅行記 2022 6月 その5

早朝起床。朝の散歩に出る。大沼公園は緑が深く、美しい。が、実に湿っぽい。「今はまだだが、いずれ降りだすよ、予報では。」と夫が言う。その通り、すぐに雨が降り出す。

実は、本日はセグウェイで大沼公園を一周するツアーに申し込んであったのだ。国内でセグウェイに乗れるところは限られている。大沼公園は、その中の一つだ。もう何年も前からセグウェイに乗りたかった。娘が中学生の時に函館旅行を一度画策したのだが、セグウェイは16歳以上じゃないとだめだといわれたので取りやめた。それから、東京の昭和記念公園のセグウェイツアーに申し込んだこともあった。が、なんと豪雪になってしまって、これまた取りやめに。そして、本日。ものすごーく楽しみにしていたのに、雨がじゃんじゃん降ってきた。ツアー催行者から電話がかかってくる。「この雨はこれからますます強くなるという予報も出ていますし、本日は中止といたします。滞在期間があるのなら、延期ということにもできます。」だって。いえいえ、今日帰るんです、残念です、次の機会にします、とお答えする。とほほ。いつまでたってもセグウェイに乗れない私。このまま齢とっちゃうわ。

雨がひどくて観光もままならないみたいだし、結構疲れたし、予定を変更して早めに帰ろうということになる。ホテルの送迎バスで大沼公園駅へ。そこから特急で函館北斗、そして新幹線のチケットを変更して新幹線に乗る。なんだかんだで午後四時前に帰宅。駅から家まで、確か気温は35度だか。まるで焼けたフライパンの上を歩いているみたいな暑さに驚いた。函館は21度だったのに、関東は激暑だったのだ。梅雨から逃げて北海道に行ったはずが、雨に降られて、結果的には避暑にいったというわけ。まあ、涼しくてよかったわ。

さて、今回の旅。夫の計算によると乗った鉄道の距離は2495.8kmだって。バスも含めると2624.8km。乗り鉄でもないのに。まあ、一度北海道休日パスで北海道をめぐってみたかったのだから、いいか。次回はもう少しじっくりと同じ場所に滞在する旅にしようっと。

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