55 児島 青 KADOKAWA
1、2巻を読んだのが去年の夏。そろそろ続巻が出てないかしらとラジオ英会話のテキストを買うついでに書店のコミックスコーナーに行ったら、なんと出てました。やったね。
脱サラして古本屋を始めた青年。彼の営む古書店十月堂の常連さんや大家さん、「愛のコリーダ」をみんなで眺めるために集まる小学生の男の子たちなど、登場するのはみんな愛せる人たちだ。大好きなサン・テグジュペリも二冊も出てきたし、須賀敦子の話題も出てきたし、選本もいい感じ。山の上ホテルがモデルの「丘の上ホテル」も出てきた。私の好きなモノがあふれたマンガだ。
そういえば、今日これを買った本屋さんで、年配の女性がその娘らしき人と本を探しているのに出会ったことがある。「良い本がある、とか、なんか、この本が面白いとか、なんかそういう題名の漫画なのよ、すごくおもしろかったのよ。それで買いたいと思ったんだけど、なんて題だったのか忘れちゃって。ここらにあったのだけどねえ。」と棚の前を行きつ戻りつしている。思わず「それって『本なら売るほど』じゃないですか。だとしたら、向こうの棚にありますよ。」と言ってみた。しばらくして「あった!これよー。」という声がした。良かった。
…という経験を思い出した。あの人も続巻にまた会えるといいな。考えてみたら、私も小さな古書店の店長になったんだったわ。良い出会いがありますように。
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