マラガ・ジブラルタル・マドリード・リスボン・ヘルシンキの旅その6

マラガ・ジブラルタル・マドリード・リスボン・ヘルシンキの旅その6

翌日。
夫がアズレージョタイルを見たいというので国立タイル博物館に行こうと調べると、なんと休館中。運が悪いわー。しょうがないので、古いタイルの現物が見られる建物を検索してサン・ロケ教会を目指す。ホテル近くの停留所からトラムに乗る。すいていて、外の景色が楽しい。ちなみに、本日は珍しく雨が降っていない。

車窓から見える住宅やビルにもアズレージョタイルが使われている。美しい。

サン・ロケ教会は古いヨーロッパらしい教会。

その後は、サン・ペドロ・デ・アルカンタラ展望台。街が見渡せて素晴らしい。そこから、最近ケーブルが切れて事故を起こしたケーブルカー、グロリア線の斜面を見に行く。事故後はケーブルカーが休止している。すごい急坂だ。これ、一気に滑り落ちたら怖かっただろうなあ。

そこから世界最古のサンタ・ジュスタのエレベーターまで歩く。ここもケーブル老朽化のため、運行は停止している。これも落っこちたら相当怖そう。

疲れたのでスタバで一休み。スタバのトイレは勝手に入れないように、購入客だけにパスワードが渡される仕組みだった。

観光客がひしめく(やっと天気が良くなって、みんな繰り出したのだろう、それに今日は日曜日!)繁華街を通ってファド博物館まで歩く。

今夜はファドレストランを予約してあるので予習しよう。「アイムシニア」でチケットを購入すると、レシーバーを渡される。展示品の前でスイッチを押すとファドが聞けるシステム。これは楽しい。ファドは、日本で言う演歌のような地元の民族歌謡。なかなかの迫力である。

夜は、宿から徒歩圏内のファドレストランに予約が入れてある。最近、いしいひさいちの「ROCA」という日本の女の子のファド歌手の漫画を読んだので、期待が増す。ファド博物館の近くの店なので、場所だけ確かめにいく。昼は営業していないのか、ドアが閉まっていた。

グーグルでレストランを探してランチ。エッグプラント(なす)の天ぷらと確かにメニューに書いてあったので頼んでみると、予想とはかなり違うものが出てきた。もう一品もカレーみたいだけどカレーではない、なんとも形容しがたい料理であった。

いったん宿に帰る。夜のファドレストランは結構遅い時間にまずディナーを取ってから歌を聴くスケジュールだという。なので先に風呂に入っておこう、などと考えていると、スマホを見ていた夫が突然「キャンセルの連絡が入ってる・・・」という。ファドレストランから「あなたの予約はキャンセルされました」というそっけないメールがかなり前に入っていたらしい。マドリードでフライトキャンセルを食らってごたごたしてる間に見落としたのか。なんでキャンセル?そういえば、さっき場所を確かめた時、ドアが閉まってたよなあ。電話番号はわかってるが、こちとらポルトガル語はからっきしだ。仕方ないので、フロントに降りてスタッフに事情を話し、そのファドレストランに電話してもらうが、通じない。「この電話はダズントワークである」と宣言される。夕方、試しにその店まで行ってみたら、ドアの前に椅子が積み上げられていて、もうこれはつぶれたってことだな、と分かった。悲しい。仕方ないので近所の店で、静かに音楽なしで食事して帰った。宿に最初に着いたときにフロントの人に「ファドを聞きたければ予約してあげるよ?」と言ってもらったのに「すでに予約済みである」と答えちゃった。あの時に確認して予約してもらえばよかった。残念。

翌朝、朝食後にご近所を散歩。なんでもない公園からの景色がきれいだし、少し歩くとそこら辺の家の壁のタイルも美しい。雨が降ってないって素敵。傘なしで歩けるのって素敵。風が吹きまくってないのって素敵。

荷物をまとめてから、リスボン大聖堂まで歩く。昨日はチケット売り場がみつからなくて入れなかったが、今日は入り口近くに売り場を発見、入場できた。それにしても、天気がいいって素敵。

大聖堂の中は、よくあるヨーロッパの荘厳な礼拝堂。ベンチに座ってゆっくり見学。宿に戻りしな、お土産屋さんものぞく。魚柄の靴下や、アズレージョタイルをモチーフにしたマグネットなどを購入。

これでリスボンとはお別れである。

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