正欲

117 朝井リョウ 新潮文庫 LGBTの権利が過去よりは認められつつある現在、正しい性とか、あるべき性なんてものはハナからないと私たちは認識しつつある。だが、…

密やかな結晶

116 小川洋子 講談社文庫 「遠慮深いうたた寝」以来の小川洋子である。やっぱりこの人はいいなあ。この作品は2020年度「英国ブッカー国際賞」最終候補作だって…

黄色い家

108 川上未映子 中央公論社 2015年に「きみは赤ちゃん」を読んで以来の川上未映子。読売新聞に連載中、ドキドキしながら読んでる、と母が言っていたっけ。「も…

フォレスト・ガンプ

107 ウインストン・グルーム 講談社 これもモトムラタツヒコさんからの情報。映画もいいけど、原作もね、という紹介だったと思う。「フォレスト・ガンプ」という映…

くもをさがす

103 西加奈子 河出書房新社 人間ドックの待合室で読んだ。臨場感たっぷりだ。ドックの受診者は番号で名前を呼ばれるんだが、この本に熱中していて、私は何度も呼ば…

漁港の肉子ちゃん

85 西加奈子 幻冬舎 題名は知っていた。アニメ映画を明石家さんまが企画して、肉子ちゃんの声優を大竹しのぶが担当したという話を聞いていたから。その映画を伊集院…

博士の長靴

78 瀧羽麻子 ポプラ社 この作者はたぶん、初めましてだ。だけど、なつかしいような本であった。 四世代にわたる家系の、いろいろな人との関わりを描いた作品。最初…

偉大なる、しゅららぼん

34「偉大なる、しゅららぼん」  万城目学 集英社万城目学さんは、おもしろいなあ。京都(「鴨川ホルモー」)、奈良(「鹿男あをによし」)、大阪(プリンセストヨト…

きのうの神さま

「きのうの神さま」西川美和 ポプラ社 何の先入観もなく、ただ、図書館の「本日返って来た本」コーナーで見かけて、パラパラめくったら、手に吸い付いたので、借りてき…

これからお祈りに行きます

116 「これからお祈りに行きます」津村記久子 角川書店   なにか自分の大事なものを失ってもいいから、願いを叶えてほしい、と思うことがある…