ヘルシンキ生活の練習

34 朴沙羅 筑摩書房 「言葉を失ったあとで」を教えてくれた大学の同級生のもうひとつのおすすめ本がこれ。なんというか、すごい本を読んだなあという読後感である。…

言葉を失ったあとで

31 信田さよ子 上間陽子 筑摩書房 信田さよ子も上間陽子も、私が心から信頼する人である。信田氏はアディクション、ADの第一人者である。私は様々なことを彼女の…

宙ごはん

28 町田そのこ 小学館 「52ヘルツのクジラたち」の町田そのこである。と、気が付いたのは読み終えた後。そして、その感想を読み返してみて、ああ、また同じ感じだ…

かがみの孤城 上・下

23 辻村深月 ポプラ文庫 「名前探しの放課後」以来の辻村深月。2018年本屋大賞受賞作で映画化もされている。話題になっているのは知っていたが、なんとなく手が…

あたしたち、海へ

12 井上荒野 新潮社 「小説家の一日」の井上荒野。あの本の感想で「100分deフェミニズム」の話を書いたけれど、この本でも、いま「100分de名著」で取り上…

〈叱る依存〉がとまらない

96村中直人 紀伊国屋書店 叱られるのが、嫌いである。誰だってそうだよ、と言われるかもしれないけれど、そんなことないよね。厳しく接してほしいとか、根性で理不尽…

こちらあみ子

95 今村夏子 ちくま文庫 今村夏子は、「むらさきのスカートの女」と「星の子」の二作を読んだことがある。どちらも風変わりな人が出てきて、その人を全部受け入れて…

夜が明ける

92 西加奈子 新潮社 苦しかった。何度読みやめようと思ったことか。でも、迫力に引きずられて、そして、ここから逃げてはいけないと考えて、必死に食いついた。おり…